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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
イエイツ,フランセス・A.(イエイツ,フランセスA.)
1899年、イギリスのポーツマスに生まれる。ロンドン大学で学び、1944年からは同大学付属ワールブルク研究所の一員として、イタリア、フランス、イギリスのルネサンス、ならびにジョルダーノ・ブルーノ研究に従事。ルネサンスのネオプラトン主義に底流するヘルメス=カバラ的伝統に注目し、図像学的方法を駆使して、「魔術とカバラと錬金術」を視座としたルネサンス精神史の新しい展望を拓く。1967年以降、ワールブルク研究所名誉研究員、英国学士院会員。1977年、ルネサンス研究の貢献により、大英帝国二等勲爵士を授与され、「デイム」の称号を得る。1981年逝去 イエイツ,フランセス・A.(イエイツ,フランセスA.)
1899年、イギリスのポーツマスに生まれる。ロンドン大学で学び、1944年からは同大学付属ワールブルク研究所の一員として、イタリア、フランス、イギリスのルネサンス、ならびにジョルダーノ・ブルーノ研究に従事。ルネサンスのネオプラトン主義に底流するヘルメス=カバラ的伝統に注目し、図像学的方法を駆使して、「魔術とカバラと錬金術」を視座としたルネサンス精神史の新しい展望を拓く。1967年以降、ワールブルク研究所名誉研究員、英国学士院会員。1977年、ルネサンス研究の貢献により、大英帝国二等勲爵士を授与され、「デイム」の称号を得る。1981年逝去 |
もくじ情報:王家の婚礼―王女エリザベスとファルツ選帝侯の結婚;ボヘミアの悲劇―ファルツ選帝侯フリードリヒ五世の凋落;薔薇十字運動の潮流―ジョン・ディーからボヘミアの悲劇へ;ふたつの薔薇十字宣言―『名声』と『告白』;第三の薔薇十字文書―『C・ローゼンクロイツの化学の…(続く)
もくじ情報:王家の婚礼―王女エリザベスとファルツ選帝侯の結婚;ボヘミアの悲劇―ファルツ選帝侯フリードリヒ五世の凋落;薔薇十字運動の潮流―ジョン・ディーからボヘミアの悲劇へ;ふたつの薔薇十字宣言―『名声』と『告白』;第三の薔薇十字文書―『C・ローゼンクロイツの化学の結婚』;薔薇十字哲学の代弁者たち―ロバート・フラッドとミハエル・マイヤー;ドイツの薔薇十字騒動―その隆盛と終焉;フランスを襲った薔薇十字恐慌―流言と論争;イギリスでの薔薇十字展開―フランシス・ベーコンとその著作;イタリアの自由主義者と薔薇十字宣言―パオロ・サルピからトマソ・カンパネラへ;アンドレーエの薔薇十字解釈―キリスト教協会の結成とユートピア都市構想;コメニウスとボヘミア薔薇十字騒動―『世界の迷宮』に描かれた顛末;目に見えない学院から英国学士院へ―薔薇十字運動の新たな展開;薔薇十字的錬金術へのアプローチ―アシュモールとニュートン;薔薇十字主義とフリーメーソン―秘教的ルネサンスの遺産;薔薇十字啓蒙運動―歴史から消えた一時代