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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
黒鉄 ヒロシ(クロガネ ヒロシ)
1945年高知県生まれ。1968年『山賊の歌が聞こえる』で漫画家としてデビュー。1997年『新選組』で第43回文藝春秋漫画賞を受賞。同年、全集「マンガ日本の古典」の『葉隠』で第一回文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞受賞。1998年『坂本龍馬』で第2回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。2002年『赤兵衛』で第47回小学館漫画賞審査委員特別賞受賞。2004年紫綬褒章を受章。作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 黒鉄 ヒロシ(クロガネ ヒロシ)
1945年高知県生まれ。1968年『山賊の歌が聞こえる』で漫画家としてデビュー。1997年『新選組』で第43回文藝春秋漫画賞を受賞。同年、全集「マンガ日本の古典」の『葉隠』で第一回文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞受賞。1998年『坂本龍馬』で第2回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞。2002年『赤兵衛』で第47回小学館漫画賞審査委員特別賞受賞。2004年紫綬褒章を受章。作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
平安初期に成立したとされる作者不詳の歌物語。一巻。全125段からなる。各段「昔、男…」と始まることが多く、在原業平の面影がある。男の初冠(ういこうぶり)から死に至るまでを数行程度(長くて数十行、短くて2~3行)の仮名の文と、歌で構成されている。各章がそれぞれ独立した短い物語になっており、恋愛の話を中心に親子愛。主従愛、友情、社交生活など多岐に渡る。各章にそれぞれの主題歌とでも言うべき和歌が記載されているため「歌物語」と言われる。「芥河」「東下り」「筒井筒」など馴染みの深い段も含めて全段、流麗で風雅。