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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐藤 郁哉(サトウ イクヤ)
1955年宮城県生まれ。東京大学文学部心理学科卒業。東北大学大学院博士課程中退(心理学専攻)後、1986年シカゴ大学大学院修了(Ph.D.)(社会学専攻)。一橋大学大学院商学研究科教授、プリンストン大学客員研究員、オックスフォード大学ニッサン現代日本研究所客員研究員などを経て、同志社大学商学部教授。専攻は、社会調査方法論、組織社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐藤 郁哉(サトウ イクヤ)
1955年宮城県生まれ。東京大学文学部心理学科卒業。東北大学大学院博士課程中退(心理学専攻)後、1986年シカゴ大学大学院修了(Ph.D.)(社会学専攻)。一橋大学大学院商学研究科教授、プリンストン大学客員研究員、オックスフォード大学ニッサン現代日本研究所客員研究員などを経て、同志社大学商学部教授。専攻は、社会調査方法論、組織社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「大学は危機に瀕している」。何十年も前からそう叫ばれつづけてきたが、いまでも、様々な立場から大学を変えるための施策がなされたり、意見が交わされたりしている。では、大学の何が本当に問題なのか?八〇年以降の改革案から遡り、それらの理不尽、不可解な政策がなぜまかりとおったのか、そして大学側はなぜそれを受け入れたのかを詳細に分析する。改革が進まないのは、文部科学省、大学関係者だけのせいではない。大学改革を阻む真の「悪者」の姿に迫る。
もくじ情報:…(続く)
「大学は危機に瀕している」。何十年も前からそう叫ばれつづけてきたが、いまでも、様々な立場から大学を変えるための施策がなされたり、意見が交わされたりしている。では、大学の何が本当に問題なのか?八〇年以降の改革案から遡り、それらの理不尽、不可解な政策がなぜまかりとおったのか、そして大学側はなぜそれを受け入れたのかを詳細に分析する。改革が進まないのは、文部科学省、大学関係者だけのせいではない。大学改革を阻む真の「悪者」の姿に迫る。
もくじ情報:序章 大学解体から大学改革の解体へ;第1章 Syllabusとシラバスのあいだ―和風シラバスの呪縛;第2章 PDCAとPdCaのあいだ―和製マネジメント・サイクルの幻想;第3章 学校は会社じゃないんだよ!―残念な破滅的誤解から創造的誤解へ;第4章 面従腹背と過剰同調の大学現場―実質化と形骸化のミスマネジメント・サイクル;第5章 失敗と失政から何を学ぶべきか?―大学院拡充政策の破綻と「無責任の体系」;第6章 英雄・悪漢・馬鹿―改革劇のドラマツルギー(作劇術)を越えて;第7章 エビデンス、エビデンス、エビデンス…―「大人の事情」を越えて