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内容紹介・もくじなど
異世界の湯屋・高天原に連れてこられたまま、下働きを続ける凛子。結婚させられた狗神の夫・京之介と離縁するために手切れ金を貯めていたのだが、彼への気持ちに変化が―。ところが、何者かがふたりの離縁状を提出し、受理されてしまった!行方不明だった京之介の弟・天月の仕業らしい。兄に対して複雑な感情を抱く天月が、凛子に持ちかけてきた取引とは…?
異世界の湯屋・高天原に連れてこられたまま、下働きを続ける凛子。結婚させられた狗神の夫・京之介と離縁するために手切れ金を貯めていたのだが、彼への気持ちに変化が―。ところが、何者かがふたりの離縁状を提出し、受理されてしまった!行方不明だった京之介の弟・天月の仕業らしい。兄に対して複雑な感情を抱く天月が、凛子に持ちかけてきた取引とは…?
著者プロフィール
高山 ちあき(タカヤマ チアキ)
2009年ノベル大賞読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 高山 ちあき(タカヤマ チアキ)
2009年ノベル大賞読者大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
この湯屋の主である狗神の京之介との婚姻関係も継続中ということになる。
はじめは離縁するつもりで手切れ金を貯めていた凛子だが、この世界での暮らしは心地良く、元の世界に戻らなければならない理由もそういえばないのだった。
何より、夫である京之介への気持ちが恋なのか、自分でもよくわからなくて…。
そんな凛子のところに、人間の娘だという七緒が預けられた。彼女は死んだ恋人の子を身ごもっているのだが、それ以外の記憶をなぜか失っていて…?
行方知れずだった京之介の弟の登場により、湯屋・高天原に存続の危機が!?
凛子はこの世界に残るかどうか…(続く)
この湯屋の主である狗神の京之介との婚姻関係も継続中ということになる。
はじめは離縁するつもりで手切れ金を貯めていた凛子だが、この世界での暮らしは心地良く、元の世界に戻らなければならない理由もそういえばないのだった。
何より、夫である京之介への気持ちが恋なのか、自分でもよくわからなくて…。
そんな凛子のところに、人間の娘だという七緒が預けられた。彼女は死んだ恋人の子を身ごもっているのだが、それ以外の記憶をなぜか失っていて…?
行方知れずだった京之介の弟の登場により、湯屋・高天原に存続の危機が!?
凛子はこの世界に残るかどうか、決断を迫られることに――!