|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
長澤 和俊(ナガサワ カズトシ)
1928年、東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。文学博士。早稲田大学文学部教授ののち、同大学名誉教授。東西交渉史、中央アジア史を専攻。2019年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 長澤 和俊(ナガサワ カズトシ)
1928年、東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。文学博士。早稲田大学文学部教授ののち、同大学名誉教授。東西交渉史、中央アジア史を専攻。2019年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ヴェネツィア商人の息子マルコは中国へ陸路で渡り、13世紀のアジア世界を支配するフビライ・ハーンの絢爛たる宮廷へと辿り着く。元朝の使者として見聞した各地の暮らしや奇妙な風習、宗教、貨幣や通信制度、そして財宝の島ジパングと元寇の顛末。ヨーロッパ人の驚異の的となった冒険譚はコロンブスを突き動かし、大航海時代の原動力となった。生涯を中央ア…(続く)
ヴェネツィア商人の息子マルコは中国へ陸路で渡り、13世紀のアジア世界を支配するフビライ・ハーンの絢爛たる宮廷へと辿り着く。元朝の使者として見聞した各地の暮らしや奇妙な風習、宗教、貨幣や通信制度、そして財宝の島ジパングと元寇の顛末。ヨーロッパ人の驚異の的となった冒険譚はコロンブスを突き動かし、大航海時代の原動力となった。生涯を中央アジアの踏査にささげたシルクロード史家が、旅人の眼で訳し読み解く。
もくじ情報:1 マルコ・ポーロの旅のあらまし;2 トルコからパミールまで;3 カシュガルから上都へ;4 フビライ・ハーンの宮廷と首都;5 雲南・ビルマへの旅;6 マンジへの旅;7 帰国の途につく;8 インドから帰国まで