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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
奥泉 光(オクイズミ ヒカル)
1956年山形県生まれ。国際基督教大学大学院比較文化研究科修了。86年『地の鳥 天の魚群』でデビュー。93年『ノヴァーリスの引用』で野間文芸新人賞、94年『石の来歴』により芥川賞を受賞。2009年『神器』で野間文芸賞、14年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞、18年『雪の階』で毎日出版文化賞、柴田錬三郎賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 奥泉 光(オクイズミ ヒカル)
1956年山形県生まれ。国際基督教大学大学院比較文化研究科修了。86年『地の鳥 天の魚群』でデビュー。93年『ノヴァーリスの引用』で野間文芸新人賞、94年『石の来歴』により芥川賞を受賞。2009年『神器』で野間文芸賞、14年『東京自叙伝』で谷崎潤一郎賞、18年『雪の階』で毎日出版文化賞、柴田錬三郎賞をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
昭和十年。華族の娘、笹宮惟佐子は、富士の樹海で陸軍士官とともに遺体となって発見された親友・寿子の心中事件に疑問を抱き、調べ始める。富士で亡くなったはずの寿子が、なぜ仙台消印の葉書を送ることができたのか。寿子の足どりを追う惟佐子と探偵役の幼馴染、千代子の前に新たな死が…。二・二六事件前夜を舞台に描くミステリーロマン。
昭和十年。華族の娘、笹宮惟佐子は、富士の樹海で陸軍士官とともに遺体となって発見された親友・寿子の心中事件に疑問を抱き、調べ始める。富士で亡くなったはずの寿子が、なぜ仙台消印の葉書を送ることができたのか。寿子の足どりを追う惟佐子と探偵役の幼馴染、千代子の前に新たな死が…。二・二六事件前夜を舞台に描くミステリーロマン。