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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
谷崎 潤一郎(タニザキ ジュンイチロウ)
1886年東京生まれ。東京帝国大学国文科中退。1910年、第2次「新思潮」創刊に関わり、同年「刺青」を発表。『痴人の愛』『卍』などの耽美主義的な作品で知られ、生涯で3度の『源氏物語』現代語訳を手がけた。1949年、第8回文化勲章受章。1964年に日本人で初めて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員に選ばれる。1965年7月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 谷崎 潤一郎(タニザキ ジュンイチロウ)
1886年東京生まれ。東京帝国大学国文科中退。1910年、第2次「新思潮」創刊に関わり、同年「刺青」を発表。『痴人の愛』『卍』などの耽美主義的な作品で知られ、生涯で3度の『源氏物語』現代語訳を手がけた。1949年、第8回文化勲章受章。1964年に日本人で初めて全米芸術院・米国文学芸術アカデミー名誉会員に選ばれる。1965年7月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
腕ききの刺青師・清吉の心には、人知らぬ快楽と宿願とが潜んでいた。ある日、憧れの肌を持ち合わせた娘と出会うと、娘を麻睡剤で眠らせ、背に女郎蜘蛛を刺し込んでゆく―。谷崎24歳の処女作「刺青」ほか、少年少女たちの倒錯した世界を描く「少年」、過剰な刺激と秘されたものに魅了された男を描く「秘密」など、初期の代表作8編を収録。耽美、サディ…(続く)
腕ききの刺青師・清吉の心には、人知らぬ快楽と宿願とが潜んでいた。ある日、憧れの肌を持ち合わせた娘と出会うと、娘を麻睡剤で眠らせ、背に女郎蜘蛛を刺し込んでゆく―。谷崎24歳の処女作「刺青」ほか、少年少女たちの倒錯した世界を描く「少年」、過剰な刺激と秘されたものに魅了された男を描く「秘密」など、初期の代表作8編を収録。耽美、サディズム、マゾヒズムが交錯する、格調高き珠玉の作品集。