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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
桜庭 一樹(サクラバ カズキ)
1971年島根県生まれ。99年「夜空に、満天の星」で第一回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で第六〇回日本推理作家協会賞、2008年『私の男』で第一三八回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 桜庭 一樹(サクラバ カズキ)
1971年島根県生まれ。99年「夜空に、満天の星」で第一回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で第六〇回日本推理作家協会賞、2008年『私の男』で第一三八回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
間久部緑郎の義父で、三田村財閥の総帥でもある要造は、猿田博士が手にした強力な自白剤により、みずからの来歴を緑郎ら「火の鳥調査隊」に語り始める。そこで明かされたのは、火の鳥には現代の科学では考えられない特殊な力が存在しているという驚くべき事実だった!すでに日本国政府は、要造率いる秘密結社「鳳凰機関」の協力のもと、火の鳥の力を利用し、大東亞共栄圏に向けて突き進んでいるという…(続く)
間久部緑郎の義父で、三田村財閥の総帥でもある要造は、猿田博士が手にした強力な自白剤により、みずからの来歴を緑郎ら「火の鳥調査隊」に語り始める。そこで明かされたのは、火の鳥には現代の科学では考えられない特殊な力が存在しているという驚くべき事実だった!すでに日本国政府は、要造率いる秘密結社「鳳凰機関」の協力のもと、火の鳥の力を利用し、大東亞共栄圏に向けて突き進んでいるという…国家のためか、あるいはみずからの欲望のためか。戦争に邁進する近代日本の姿を描きながら、人間の生と死、愚かさと尊さを余すところなく描いた歴史SF巨編。朝日新聞「be」連載時から話題沸騰。大幅な加筆による完全版!