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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
小林 武彦(コバヤシ タケヒコ)
1963年生まれ。神奈川県出身。九州大学大学院修了(理学博士)。基礎生物学研究所、米国ロシュ分子生物学研究所、米国国立衛生研究所、国立遺伝学研究所を経て、東京大学定量生命科学研究所教授。前日本遺伝学会会長。現在、生科学学会連合の代表も務める。生命の連続性を支えるゲノムの再生(若返り)機構を解き明かすべく日夜研究に励む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小林 武彦(コバヤシ タケヒコ)
1963年生まれ。神奈川県出身。九州大学大学院修了(理学博士)。基礎生物学研究所、米国ロシュ分子生物学研究所、米国国立衛生研究所、国立遺伝学研究所を経て、東京大学定量生命科学研究所教授。前日本遺伝学会会長。現在、生科学学会連合の代表も務める。生命の連続性を支えるゲノムの再生(若返り)機構を解き明かすべく日夜研究に励む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
――「死」は恐れるべきものではない。
【死生観が一変する〈現代人のための生物学入門〉!】
なぜ、私たちは“死ななければならない”のでしょうか?
年を重ねるにつれて体力は少しずつ衰え、肉体や心が徐々に変化していきます。
やむを得ないことだとわかっていても、老化は死へ一歩ずつ近づいているサインであり、私たちにとって「死」は、絶対的な恐るべきものとして存在しています。
しかし、生物学の視点から見ると、すべての生き物、つまり私たち人間が死ぬことにも「重要な意味」があるのです。
その意味とはいったい何なのか――「死」に意味があるならば、老化に…(続く)
――「死」は恐れるべきものではない。
【死生観が一変する〈現代人のための生物学入門〉!】
なぜ、私たちは“死ななければならない”のでしょうか?
年を重ねるにつれて体力は少しずつ衰え、肉体や心が徐々に変化していきます。
やむを得ないことだとわかっていても、老化は死へ一歩ずつ近づいているサインであり、私たちにとって「死」は、絶対的な恐るべきものとして存在しています。
しかし、生物学の視点から見ると、すべての生き物、つまり私たち人間が死ぬことにも「重要な意味」があるのです。
その意味とはいったい何なのか――「死」に意味があるならば、老化に抗うことは自然の摂理に反する冒涜となるのでしょうか。
そして、人類が生み出した"死なないAI"と“死ぬべき人類”は、これからどのように付き合っていくべきなのでしょうか。
遺伝子に組み込まれた「死のプログラム」の意味とは?
死生観が一変する現代人のための生物学入門!遺伝子に組み込まれた「死のプログラム」とは?
もくじ情報:第1章 そもそも生物はなぜ誕生したのか(天文学者になればよかった;「この世の始まり」を見る方法 ほか);第2章 そもそも生物はなぜ絶滅するのか(「変化と選択」;DNAとRNA、似たもの同士が存在する理由 ほか);第3章 そもそも生物はどのように死ぬのか(食べられて死ぬという死に方;食べられないように進化した生き物 ほか);第4章 そもそもヒトはどのように死ぬのか(2500年前まではヒトの寿命は15歳だった;ヒトの最大寿命は115歳!? ほか);第5章 そもそも生物はなぜ死ぬのか(死はヒトだけの感覚;多様性のために死ぬということ ほか)