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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
宮本 雄二(ミヤモト ユウジ)
宮本アジア研究所代表、日本日中関係学会会長、日中友好会館会長代行、日本アジア共同体文化協力機構理事長。1946年生まれ。京都大学法学部卒業。69年外務省入省。87年外務大臣秘書官、90年中国課長、94年アトランタ総領事、2001年軍備管理・科学審議官、02年ミャンマー大使などを経て、06年より10年6月まで中国大使 宮本 雄二(ミヤモト ユウジ)
宮本アジア研究所代表、日本日中関係学会会長、日中友好会館会長代行、日本アジア共同体文化協力機構理事長。1946年生まれ。京都大学法学部卒業。69年外務省入省。87年外務大臣秘書官、90年中国課長、94年アトランタ総領事、2001年軍備管理・科学審議官、02年ミャンマー大使などを経て、06年より10年6月まで中国大使 |
安全保障とビジネスの間で揺れる日本のジレンマを多角的に解説。
もくじ情報:米中デカップリング論への視点―両国関係の複雑さと中国の可変性;米中技術覇権競争と日本の経済安全保障;米中ネットワーク競争と海底ケーブル;コロナ禍とグローバル保健ガバナンス―米中対立の影響をいかに緩和するか;米中気候協力の行方―バイデンは北京と協力できるのか;米国の中国脅威論と人的・文化的分断―「赤の恐怖」か「黄禍論」か;米中分断下での日本のバリューチェーン―「多様なつながり」へ3つの提言;サプライチェーンの見直しと中国の新構想―日本に必要な多面的努力;台湾にみる米中ハイテク分断の最前線;貿易摩擦下の米中金融交渉―開放と分断の狭間で;米中デカップリングとスタートアップ投資―コロナ禍で中国台頭、投資分断加速へ;日本に求められる重層的アプローチ―米中競争時代を勝ち抜く「開かれた」地経学