２０２０年春、コロナ禍襲来。しかし週刊誌に哲学コラムを書き続け苦節ウン十年、土屋教授には人生最大の栄誉到来。シリーズ文庫が本屋大賞「超発掘本！」に！一斉休校に「勉強したかった」と発言する小学生に驚き、喫茶店ではエタノールを影の薄い男に誤って噴射する。コロナ疲れをほぐす極上のエッセイ集。
もくじ情報：五の章（不用品判定法；違和感のある組み合わせ　ほか）；里の章（化けライオンの恐怖；日々是口実　ほか）；霧の章（自粛で変わった；読書が変わった　ほか）；中の章（やる気がなくてよかった；寝たくない　ほか）

土屋　賢二(ツチヤ　ケンジ)
１９４４年岡山県生まれ。東京大学文学部哲学科卒。現在、お茶の水女子大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）