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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
空木 春宵(ウツギ シュンショウ)
1984年静岡県生まれ。駒澤大学文学部国文学科卒。2011年、平安朝を舞台にした言語SF「繭の見る夢」が第2回創元SF短編賞の佳作に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 空木 春宵(ウツギ シュンショウ)
1984年静岡県生まれ。駒澤大学文学部国文学科卒。2011年、平安朝を舞台にした言語SF「繭の見る夢」が第2回創元SF短編賞の佳作に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
昭和初期、浅草六区の片隅に建つ芝居小屋。ここでは夜ごと、ある特殊な条件のもと集められた少女たちによる残酷劇が演じられていた。その日、容姿端麗で美しい…(続く)
昭和初期、浅草六区の片隅に建つ芝居小屋。ここでは夜ごと、ある特殊な条件のもと集められた少女たちによる残酷劇が演じられていた。その日、容姿端麗で美しい声を持つ新人がやってくる。本来ここには完璧な少女は存在してはいけないはずなのに。彼女の秘密が明らかになるとき、“復讐”が始まる―分かち合えない痛みと傷を抱えて生きる孤独な魂を描いた全五編。