|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
小池 真理子(コイケ マリコ)
1952年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「妻の女友達」で第42回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)、96年『恋』で第114回直木賞、98年『欲望』で第5回島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で第19回柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で第62回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)、13年『沈黙のひと』で第47回吉川英治文学賞を受賞。著書多数 小池 真理子(コイケ マリコ)
1952年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。89年「妻の女友達」で第42回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)、96年『恋』で第114回直木賞、98年『欲望』で第5回島清恋愛文学賞、2006年『虹の彼方』で第19回柴田錬三郎賞、12年『無花果の森』で第62回芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)、13年『沈黙のひと』で第47回吉川英治文学賞を受賞。著書多数 |
死者が見える少女のとまどいと成長を描く「恋慕」に始まる連作3篇。事故で急逝した恋人の同僚と話すうち、ざらついた違和感を覚える「水無月の墓」。恋人の妻の通夜に出ようとした女性が、狂おしい思いに胸ふさがれる「やまざくら」など小説ほか、幼い頃家で見た艶めかしい白い足、愛猫のかたちをした冷たい風―日常のふしぎを綴るエッセイを加えた全13篇。恐怖と官能、ノスタルジー…(続く)
死者が見える少女のとまどいと成長を描く「恋慕」に始まる連作3篇。事故で急逝した恋人の同僚と話すうち、ざらついた違和感を覚える「水無月の墓」。恋人の妻の通夜に出ようとした女性が、狂おしい思いに胸ふさがれる「やまざくら」など小説ほか、幼い頃家で見た艶めかしい白い足、愛猫のかたちをした冷たい風―日常のふしぎを綴るエッセイを加えた全13篇。恐怖と官能、ノスタルジーに満ちた小池作品の神髄を堪能できる傑作集。