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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ビュトール,ミシェル(ビュトール,ミシェル)
1926‐2016。フランスの小説家、詩人、批評家。フランス北部モン=ザン=バルールで生まれる。ヌーヴオー・ロマン(Nouveau Roman)の作家の旗手のひとりと目される。1956年、小説第二作『時間割』(L’emploi du temps)でフェネオン賞(le Prix F´en´eon)を受賞、翌年1957年第三作目の『心変わり』(La Modification)でルノドー賞(le Prix Th´eophraste Renaudot)を受賞し注目を集めた。1960年に四作目の『段階』を発表後は小説作品から離れ、1962年『モビール―アメリ…( ) ビュトール,ミシェル(ビュトール,ミシェル)
1926‐2016。フランスの小説家、詩人、批評家。フランス北部モン=ザン=バルールで生まれる。ヌーヴオー・ロマン(Nouveau Roman)の作家の旗手のひとりと目される。1956年、小説第二作『時間割』(L’emploi du temps)でフェネオン賞(le Prix F´en´eon)を受賞、翌年1957年第三作目の『心変わり』(La Modification)でルノドー賞(le Prix Th´eophraste Renaudot)を受賞し注目を集めた。1960年に四作目の『段階』を発表後は小説作品から離れ、1962年『モビール―アメリカ合衆再現の秀作』を皮切りに空間詩とよばれる作品を次々と発表し始める。画家とのコラボレーション作品は数多く、書物を利用した表現の可能性を追求し続けた |
もくじ情報:長編小説と詩;音楽すなわちリアリズム芸術;長編小説の空間;「家具の哲学」;長編小説における人称代名詞の使用;長編小説における個人と集団;長編小説の技術をめ…(続く)
もくじ情報:長編小説と詩;音楽すなわちリアリズム芸術;長編小説の空間;「家具の哲学」;長編小説における人称代名詞の使用;長編小説における個人と集団;長編小説の技術をめぐる探求;ページについて;物体としての本;いわゆる「一二一人宣言」について;批評家と公衆;ラブレー;「模範小説集」;「危険な関係」について;シャトーブリアンと旧アメリカ;貧しき縁者;さかさまのバベル;小説家ヴィクトル・ユゴー;ブーレーズによるマラルメ;プルーストにおける架空の芸術作品;「テル・ケル」誌への回答