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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
古井 由吉(フルイ ヨシキチ)
1937年、東京生まれ。東京大学文学部独文科修士課程修了。大学教員となり、ブロッホ、ムージル等を翻訳する。’70年、大学を退職。’71年、「杳子」で芥川賞を受賞。黒井千次、坂上弘、後藤明生らとともに「内向の世代」と称される。’77年、高井有一らと同人誌「文体」を創刊。’83年、『槿』で谷崎潤一郎賞、’90年、『仮往生伝試文』で読売文学賞、’97年、『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞。2020年2月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 古井 由吉(フルイ ヨシキチ)
1937年、東京生まれ。東京大学文学部独文科修士課程修了。大学教員となり、ブロッホ、ムージル等を翻訳する。’70年、大学を退職。’71年、「杳子」で芥川賞を受賞。黒井千次、坂上弘、後藤明生らとともに「内向の世代」と称される。’77年、高井有一らと同人誌「文体」を創刊。’83年、『槿』で谷崎潤一郎賞、’90年、『仮往生伝試文』で読売文学賞、’97年、『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞。2020年2月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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祖先、肉親、自らの死の翳を見つめながら、綴られる日々の思索と想念。死を生の内に、いにしえを現在に呼び戻す、幻視と想像力の結晶。終末の気配を濃く感じながらも、「未だ時ならず」と言い聞かせて筆を揮い、文学の可能性を極限まで拡げつづけたトップランナーが生前最後に遺した、濃密な連作小説集。
祖先、肉親、自らの死の翳を見つめながら、綴られる日々の思索と想念。死を生の内に、いにしえを現在に呼び戻す、幻視と想像力の結晶。終末の気配を濃く感じながらも、「未だ時ならず」と言い聞かせて筆を揮い、文学の可能性を極限まで拡げつづけたトップランナーが生前最後に遺した、濃密な連作小説集。