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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ザッハー=マゾッホ,レオポルト・フォン(ザッハーマゾッホ,レオポルトフォン)
1836‐1895。小説家。出身地のレンベルクは当時オーストリア帝国領で、現在はウクライナのリヴィウ。大学講師や文芸誌の編集をしながら小説を書き、中・東欧文学の旗手として注目された。1870年には奴隷契約を結んだ女性との交際経験をもとにした『毛皮を着たヴィーナス』を発表し、その後は作家業に専念。存命中の’86年に、精神医学者クラフト=エビングが著書『性的精神病理』のなかで「マゾヒズム」の項目を立てている ザッハー=マゾッホ,レオポルト・フォン(ザッハーマゾッホ,レオポルトフォン)
1836‐1895。小説家。出身地のレンベルクは当時オーストリア帝国領で、現在はウクライナのリヴィウ。大学講師や文芸誌の編集をしながら小説を書き、中・東欧文学の旗手として注目された。1870年には奴隷契約を結んだ女性との交際経験をもとにした『毛皮を着たヴィーナス』を発表し、その後は作家業に専念。存命中の’86年に、精神医学者クラフト=エビングが著書『性的精神病理』のなかで「マゾヒズム」の項目を立てている |
保養地で出会った美しい寡婦ヴァンダと理想の男女関係を築こうとする夢見がちな青年ゼヴェリン。やがて女王と奴隷の支配関係に行き着き、彼女による残酷な扱いに身をゆだねていくが、その嗜虐行為はエスカレートしていき…。かの「マゾヒズム」の語源となった著者の代表作。
保養地で出会った美しい寡婦ヴァンダと理想の男女関係を築こうとする夢見がちな青年ゼヴェリン。やがて女王と奴隷の支配関係に行き着き、彼女による残酷な扱いに身をゆだねていくが、その嗜虐行為はエスカレートしていき…。かの「マゾヒズム」の語源となった著者の代表作。