内容紹介：大学教育の質保証を推進する教職員として必要な知識を提供するシリーズ。大学が主体的にカリキュラムを編成するための実践的な方法を体系的に解説する。基本的知識に加え、さまざまな編成方法の選択肢を提示。質保証だけでなくカリキュラムの特色を打ち出していく面も重視し、さらに組織内での進め方についても取り上げる。
もくじ情報：カリキュラムの編成の基本を理解する；カリキュラムの構成要素を理解する；カリキュラム編成の過程を理解する；カリキュラムの学習目標を定める；構成する授業科目を定める；授業科目を配列する；授業科目数を削減する；学生に望ましい学習を促す；カリキュラムの意図を教職員と共有する；カリキュラムの時間区分を見直す〔ほか〕

中井　俊樹(ナカイ　トシキ)
愛媛大学教育・学生支援機構教授。専門は大学教育論、人材育成論。１９９８年に名古屋大学高等教育研究センター助手となり、同准教授などを経て２０１５年より現職。日本高等教育開発協会会長、大学教育イノベーション日本代表、大学教育学会理事を経験