内容紹介：ケース（事例）という教材を使って、どのように教えていくか。「ケースメソッド教授法」について学習することで、ティーチング・スキルの向上を目指す。2009年『ケースメソッドによる学習』（学文社）の続編。　「ケースメソッド教授法（FD プログラム）」に関心がある方、理解を深め、学習したいと考えている方だけでなく、ケースと講義を組み合わせた授業を考えている方、講義形式のなかで、ケースを補助的に使うことを考えている方などにも是非、一読をすすめたい一冊。　ケースメソッドの概説だけでなく、事前計画やティーチング・ノートについて、事前計画やクラス・プラン、クラス評価、授業科目の設計、学生の問題行動についてなど、具体例や資料をあげながら解説する。　ケース教材はビジネス中心であるが、基本的な内容は、教育対象分野でも活用可能。
もくじ情報：第１章　ケースメソッドとは；第２章　事前計画（Ａｄｖａｎｃｅｄ　Ｐｌａｎｎｉｎｇ）；第３章　クラス・プラン；第４章　クラス・ティーチング１；第５章　クラス・ティーチング２；第６章　クラス・ティーチング３；第７章　クラス評価（Ｃｌａｓｓ　Ｅｖａｌｕａｔｉｏｎ）；第８章　ケース討議における諸問題；第９章　コース・デザイン１；第１０章　コース・デザイン２

百海　正一(ヒャッカイ　ショウイチ)
群馬県（桐生市）出身。ＢＡ（ＩＣＵ）、ＭＰＡ（ＩＣＵ）、ＭＢＡ、Ｃｅｒｔｉｆｉｃａｔｅ　ｏｆ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｔｅａｃｈｅｒｓ’　Ｐｒｏｇｒａｍ、於エックス・アン・プロバンス大学院、インディアナ大学ビジネススクール客員教員、Ｃｅｒｔｉｆｉｃａｔｅ　ｏｆ　ＦＤＩＢ（Ｆａｃｕｌｔｙ　Ｄｅｖｅｌｏｐｍｅｎｔ　ｉｎ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｓｔｕｄｉｅｓ）、サウス・カロライナ大学院コロンビア校など。日本航空（情報システム訓練課）、神奈川大学（経営学）を経て中央大学ビジネススクール（大学院戦略経営研究科）博士課程（ケースメソッド）担当、元兼任講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）