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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
諏訪部 浩一(スワベ コウイチ)
1970年東京生まれ。アメリカ文学者。上智大学文学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。ニューヨーク州立大学バッファロー校大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部准教授。著書に『ウィリアム・フォークナーの詩学 1930‐1936』『アメリカ小説をさがして』(ともに松柏社)、『カート・ヴォネガットトラウマの詩学』(三修社)、『『マルタの鷹』講義』『ノワール文学講義』(ともに研究社、前者は日本推理作家協会賞“評論その他の部門”受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 諏訪部 浩一(スワベ コウイチ)
1970年東京生まれ。アメリカ文学者。上智大学文学部卒業。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。ニューヨーク州立大学バッファロー校大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部准教授。著書に『ウィリアム・フォークナーの詩学 1930‐1936』『アメリカ小説をさがして』(ともに松柏社)、『カート・ヴォネガットトラウマの詩学』(三修社)、『『マルタの鷹』講義』『ノワール文学講義』(ともに研究社、前者は日本推理作家協会賞“評論その他の部門”受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ポストモダンと呼ばれる時代、すべては多様化し、さまざまな境界線が薄れ、あるいは正当性を問われ、引き直される。「アメリカ」自体の輪郭がぼやけてい…(続く)
ポストモダンと呼ばれる時代、すべては多様化し、さまざまな境界線が薄れ、あるいは正当性を問われ、引き直される。「アメリカ」自体の輪郭がぼやけていくなか、「小説」は時代と社会をどうとらえるのか。「自由の国」のアイデンティティを考察する、現代米文学の最良の道案内。
もくじ情報:「知らない世界」はどこに―風俗小説;「場所の感覚」―リージョナリズム/南部小説;「貧乏白人」という表象―「ラフ・サウス」の文学;「普通」の地域に住む「普通」の人々―郊外小説;階級問題の再導入―ノワール小説;駆逐される「闇」―ゴシック小説;一回かぎりのプロジェクト―ロード・ノヴェル;したたかなサバイバル―ドロップアウト小説;アメリカの「お家芸」―戦争小説;ポストモダン的認識の向こうに―メタフィクション〔ほか〕