内容紹介：話題のラブストーリー、ＴＢＳドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」の小説版とっくに、恋に落ちていた。――九州の片田舎から婚約者を追って上京した空豆とコンポーザーを目指す青年・音。ふたりの運命の出会いとかけがえのない日々を描く、ＴＢＳドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」の小説版。
九州の大自然の中でスクスクと育った浅葱空豆（広瀬すず）、珈琲店でアルバイトをしながら音楽家を目指している海野音（永瀬廉）。運命的で衝撃的な出逢いをしたふたりが、不思議な運命の巡りあわせから同居することに。デザイナーとコンポーザーと、それぞれの夢をひたむきに追いかけるふたりの、恋のゆくえは…。ラブストーリーの名手・北川悦吏子が綴る、いつか、消えてしまう夕暮れのような、青春の終わりを切り取った、ふたりの恋の物語。

北川　悦吏子(キタガワ　エリコ)
シナリオライター。早稲田大学卒。テレビドラマ作品に「素顔のままで」「愛していると言ってくれ」「ロングバケーション」「最後の恋」「ビューティフルライフ」「空から降る一億の星」「オレンジデイズ」「たったひとつの恋」「運命に、似た恋」「半分、青い。」など。映画の脚本・監督作に「ハルフウェイ」「新しい靴を買わなくちゃ」がある。エッセイや作詞の分野でも人気を集めている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）