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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
大山 誠一郎(オオヤマ セイイチロウ)
1971年生まれ。2013年『密室蒐集家』で第十三回本格ミステリ大賞受賞。『アリバイ崩し承ります』が「2019本格ミステリ・ベスト10」で一位に。22年「時計屋探偵と二律背反のアリバイ」で第七十五回日本推理作家協会賞短編部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 大山 誠一郎(オオヤマ セイイチロウ)
1971年生まれ。2013年『密室蒐集家』で第十三回本格ミステリ大賞受賞。『アリバイ崩し承ります』が「2019本格ミステリ・ベスト10」で一位に。22年「時計屋探偵と二律背反のアリバイ」で第七十五回日本推理作家協会賞短編部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
昭和二十二年、私立探偵の川宮兄妹は、依頼を受けて琵琶湖畔の町、双竜町へ赴く。この町にある製糸会社の社長、占部文彦に双子の弟の武彦から殺害を仄めかす脅迫状が届いたのだ。武彦は恋人の死で兄に恨みを抱き、一年前に出奔していたが、東京で整形手術を受けて顔を変え、町に戻ってきたらしい。別人に成りすましている武彦を探し出し、文彦を守ること、それが川宮兄妹への依頼だった。しかし警護の甲斐もなく、文彦は湖岸の館で殺害される。この町の誰が武彦なのか?大胆なトリックで読者に挑戦する傑作本格ミステリが、全面改稿された文庫版で登場。