内容紹介：アメリカで大ベストセラーとなり、日本でも２００４年に刊行され９刷まで版を重ねた『境界性人格障害のすべて』。その改訂版である本書は、すでに世界１５か国で刊行されています。患者や家族でも理解できるよう、研究が盛んなアメリカの最新治療法などを事例を交えてやさしく伝えるもので、読み物としても面白い内容です。
ＢＰＤのジレンマへの「アプローチと理解」、「治癒」への希望。研究と治療の進歩から対人関係の謎を解明。
もくじ情報：第１章　ＢＰＤの人たちが生きる世界；第２章　カオスと空虚感；第３章　ボーダーライン症候群の原因；第４章　ＢＰＤを生みだす社会；第５章　ＳＥＴ‐ＵＰコミュニケーションを活用する；第６章　ＢＰＤの人たちに対応する；第７章　よりよい治療を求めて；第８章　精神療法のさまざまなアプローチ；第９章　薬物療法の科学と未来；第１０章　疾病を理解して治癒に向かう；補遺　ＢＰＤ診断の代替モデル

クライスマン，ジェロルド・Ｊ．(クライスマン，ジェロルドＪ．)
医学博士。アメリカ内外で広く講演活動を行っている著名な臨床精神科医、研究者、教育者。論文や記事を執筆し、Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ　Ｔｏｄａｙ誌にブログを掲載している。アメリカ精神医学会生涯会員