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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
新井 潤美(アライ メグミ)
東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士号取得(学術博士)。東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 新井 潤美(アライ メグミ)
東京大学大学院比較文学比較文化専攻博士号取得(学術博士)。東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
19世紀のミリオンセラー『ビートン夫人の家政書』の「使用人」の章は、家庭の主婦が集まれば使用人の愚痴に夢中になるという話から始まる。では、それはどんな愚痴で、どういうところから来たのか。本書は、使用人の「文学におけるイメージ」と実態を分析し、またアメリカや日本で持たれているイメージとの比較からイギリス文化の特徴や独自性を明らかにしていく。
もくじ情報:第1章 執事―旧約聖書からハリウッド映画まで;第2章 ハウスキーパー―愛しすぎた女性たち;第3章 料…(続く)
19世紀のミリオンセラー『ビートン夫人の家政書』の「使用人」の章は、家庭の主婦が集まれば使用人の愚痴に夢中になるという話から始まる。では、それはどんな愚痴で、どういうところから来たのか。本書は、使用人の「文学におけるイメージ」と実態を分析し、またアメリカや日本で持たれているイメージとの比較からイギリス文化の特徴や独自性を明らかにしていく。
もくじ情報:第1章 執事―旧約聖書からハリウッド映画まで;第2章 ハウスキーパー―愛しすぎた女性たち;第3章 料理人―「きまぐれ」が歓迎されるポスト;第4章 メイド―玉の輿はありかなしか;第5章 従僕と下男―孔雀の出世;第6章 乳母―影の実力者;第7章 ランド・スチュワードとガヴァネス―「使用人」ではない被雇用者たち