|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
相場 英雄(アイバ ヒデオ)
1967年、新潟県生まれ。専門学校卒業後、時事通信社へ。経済部記者を務める。2005年、『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 相場 英雄(アイバ ヒデオ)
1967年、新潟県生まれ。専門学校卒業後、時事通信社へ。経済部記者を務める。2005年、『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
21歳の理子は金銭面で厳しい生活を送ってきたが、ある女性と出会い、人生が好転する。彼女に誘われてラウンジで働き、高い評価を受け、新規の店を任されることになったのだ。充実した暮らしぶりをSNSに投稿する一方で、その飛躍を妬む者も増えていく。百貨店で閑職に追いやられ、しまいには墓穴を掘ってクビになった小島もその一人だ。そんななか、世間では無差別殺人事件が立て続けに起きる。模倣犯なのか。警視庁サイバー犯罪対策課の長峰は一連の事件の奇妙な共通点に気づく。折しも、小島の理子への嫉妬心は殺意に変わっていく―。虚弱体質。群れたくない。ITオタク。刑事らしくない男が社会の暗部を暴く。