|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
築山 桂(ツキヤマ ケイ)
1969年、京都府生まれ。大阪大学大学院博士後期課程単位取得。専攻は日本近世史。主な著作に、『おすすめ文庫王国2016』にて「時代小説部門」第1位に選ばれた『未来記の番人』など多数。児童書にも活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 築山 桂(ツキヤマ ケイ)
1969年、京都府生まれ。大阪大学大学院博士後期課程単位取得。専攻は日本近世史。主な著作に、『おすすめ文庫王国2016』にて「時代小説部門」第1位に選ばれた『未来記の番人』など多数。児童書にも活躍の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
時は元禄、道頓堀の竹本座。人気浄瑠璃作者・近松門左衛門に命を救われた虎彦は、彼の裏稼業「近松万始末処」に引っ張り込まれる。「悩める町の者の人助け」とうそぶく近松にこき使われるまま、失せ人捜しにお犬様騒動、井原西鶴の幽霊退治など、様々な事件の解決に奔走する虎彦だが、近松にはある思惑が―。正体不明の美貌の剣士に賢い忠犬、からくり細工師見習いの少女ら始末処の面々が繰り広げる人情時代小説。