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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
直島 翔(ナオシマ ショウ)
1964年、宮崎市生まれ。立教大学社会学部社会学科卒。新聞社勤務。社会部時代、検察庁などを担当。本作で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 直島 翔(ナオシマ ショウ)
1964年、宮崎市生まれ。立教大学社会学部社会学科卒。新聞社勤務。社会部時代、検察庁などを担当。本作で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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夏の夜、若い男が高架鉄道から転落し、猛スピードの車に衝突した。自殺か、他殺か。判断に迷う刑事課長は友人の検事、久我周平に助けを求めた。出世レースから外れた久我は日の当たらぬ部…(続く)
夏の夜、若い男が高架鉄道から転落し、猛スピードの車に衝突した。自殺か、他殺か。判断に迷う刑事課長は友人の検事、久我周平に助けを求めた。出世レースから外れた久我は日の当たらぬ部署で罰金刑など軽い事件ばかり扱う一方、遺体の検分には豊富な経験を持つ。久我は男の靴に傷を見つけ、他者の関与を疑う。交番巡査、新人の女性検事とともに男の身辺を探ると、高級外車を巡る、海を越えた取引が浮かびあがった。法務検察内のパワーゲームにも巻き込まれながら、男の正体に迫っていく。窓際検事の逆転なるか―。第3回警察小説大賞受賞作。