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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
審良 静男(アキラ シズオ)
大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授、および大阪大学ワクチン開発拠点先端モダリティ・ドラッグデリバリーシステム研究センター拠点長。1984年大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。自然免疫研究の世界的権威。2023年時点における論文被引用数は日本一位、世界七位。ロベルト・コッホ賞、朝日賞、恩賜賞、慶應医学賞、ガードナー国際賞など受賞多数。日本免疫学会元理事長 審良 静男(アキラ シズオ)
大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授、および大阪大学ワクチン開発拠点先端モダリティ・ドラッグデリバリーシステム研究センター拠点長。1984年大阪大学大学院医学研究科博士課程修了。自然免疫研究の世界的権威。2023年時点における論文被引用数は日本一位、世界七位。ロベルト・コッホ賞、朝日賞、恩賜賞、慶應医学賞、ガードナー国際賞など受賞多数。日本免疫学会元理事長 |
20世紀のおわりから21世紀の今日にかけて、免疫の“常識”は大きく変わった。自然免疫が獲得免疫を始動させることがわかり、制御性T細胞の存在は確かなものとなり、mRNAワクチンは現実のものとなった。本書では、最新の知見をふまえ、免疫という極めて複雑で動的なシステムの中で無数の細胞がどう協力して病原体を撃退するのか、その流れがよくわかるように解説する。
もくじ情報:第1章 自然免疫の初期対応;第2章 獲得免疫の始動;第3章 B細胞による抗体産生;第4章 キラーT細胞による感染細胞の破壊;第5章 複数の免疫ストーリー;第6章 遺伝子再構成と自己反応性細胞の除去;第7章 免疫反応の制御;第8章 免疫記憶;第9章 腸管免疫;第10章 自然炎症;第11章 がんと自己免疫疾患