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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
朱 和之(シュ ワシ)
1975年生まれの台北人。現代台湾で注目を集める作家の一人。歴史的な主題から台湾の多様性を描いて社会問題を探求することを得意とする。2020年に『南光』(印刻、2021年)で羅曼・羅蘭百萬小説賞を受賞。2016年には「佐久間総督の太魯閣蕃討伐」を描いた『楽土』(聯経、2016年)で全球華文文学星雲賞長編歴史小説賞の大賞を受賞。同賞創設以来、第六回にして初の大賞受賞者となる。2023年にも終戦直後の様々な民族の境遇を描いた『當太陽墜毀在哈因沙山』(印刻、2004年)で同大賞を受賞し、最も栄誉ある文学賞を三度にわたって受賞する快挙を遂げる。2022年にはアイオワ国際創作プロ…( ) 朱 和之(シュ ワシ)
1975年生まれの台北人。現代台湾で注目を集める作家の一人。歴史的な主題から台湾の多様性を描いて社会問題を探求することを得意とする。2020年に『南光』(印刻、2021年)で羅曼・羅蘭百萬小説賞を受賞。2016年には「佐久間総督の太魯閣蕃討伐」を描いた『楽土』(聯経、2016年)で全球華文文学星雲賞長編歴史小説賞の大賞を受賞。同賞創設以来、第六回にして初の大賞受賞者となる。2023年にも終戦直後の様々な民族の境遇を描いた『當太陽墜毀在哈因沙山』(印刻、2004年)で同大賞を受賞し、最も栄誉ある文学賞を三度にわたって受賞する快挙を遂げる。2022年にはアイオワ国際創作プログラム(IWP)に招聘される |
ライカを手に変わりゆく台湾を写し続けたひとりの写真家がいた。日本統治時代の台湾に生まれ、法政大学カメラ部でライカと出会った南光こと〓騰〓。モダン都市・東京と戦争と戦後の動乱、台湾写真史を鮮やかに描きだす。巻末に南光による写真12点を掲載。歴史小説の名手・朱和之が南光の残した写真をもとに、たぐいまれな想像力で写真家の人生と台湾写真史を描…(続く)
ライカを手に変わりゆく台湾を写し続けたひとりの写真家がいた。日本統治時代の台湾に生まれ、法政大学カメラ部でライカと出会った南光こと〓騰〓。モダン都市・東京と戦争と戦後の動乱、台湾写真史を鮮やかに描きだす。巻末に南光による写真12点を掲載。歴史小説の名手・朱和之が南光の残した写真をもとに、たぐいまれな想像力で写真家の人生と台湾写真史を描き出す。羅曼・羅蘭百萬小説賞受賞作。