|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
瀬戸内 寂聴(セトウチ ジャクチョウ)
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒。1957年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、1961年『田村俊子』で田村俊子賞、1963年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。1973年に平泉・中尊寺で得度、法名・寂聴となる(旧名・晴美)。1992年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、2011年『風景』で泉鏡花文学賞、2018年、句集『ひとり』で星野立子賞を受賞。2006年、文化勲章受章。2021年11月9日、九十九歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 瀬戸内 寂聴(セトウチ ジャクチョウ)
1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒。1957年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、1961年『田村俊子』で田村俊子賞、1963年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。1973年に平泉・中尊寺で得度、法名・寂聴となる(旧名・晴美)。1992年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、2011年『風景』で泉鏡花文学賞、2018年、句集『ひとり』で星野立子賞を受賞。2006年、文化勲章受章。2021年11月9日、九十九歳で逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
作家・瀬戸内寂聴が最晩年まで書き続けた珠玉作6篇。単行本初収録。「見るな」夫の教え子と恋に落ちた私が、椎林の中で遭ったの…(続く)
作家・瀬戸内寂聴が最晩年まで書き続けた珠玉作6篇。単行本初収録。「見るな」夫の教え子と恋に落ちた私が、椎林の中で遭ったのは―。97歳の胸中に蘇る、波乱の愛の記憶。「ぜんとるまん」「この女となら死ねる」。出版社の営業部員として実直に生きてきた男は、会議に遅刻した朝、不思議な女性と出会う。「燐寸抄」男がさしだした一本の煙草。私の運命がその夜から軌道を外していくことに、二人とも気づいていなかった。