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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
後藤 繁雄(ゴトウ シゲオ)
1954年、大阪府生まれ。編集者・クリエイティブディレクター。京都芸術大学教授。80年代より編集者、アートプロデューサーとして時代に一石を投じる数々の企画に携わり、現代アートにおいて最先端の活動を続けてきた。なかでも「現代写真」については並ぶ者がなく、多くの才能を見出してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 後藤 繁雄(ゴトウ シゲオ)
1954年、大阪府生まれ。編集者・クリエイティブディレクター。京都芸術大学教授。80年代より編集者、アートプロデューサーとして時代に一石を投じる数々の企画に携わり、現代アートにおいて最先端の活動を続けてきた。なかでも「現代写真」については並ぶ者がなく、多くの才能を見出してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「真実」を「写しとる」と書いて「写真」。しかし、テクノロジーの進化により精巧なAI画像が氾濫し、これまでの「写真」の位置づけが流動化している。もはや既存の知識では、「現代写真」をとらえられない。写真にしかできないことを理解しない限り、コンテンポラリーアートとしての写真の魅力を語ることはできないだろう。だが、それはいったい何なのか―。90年代以降、国内外で写真展をプロデュースしてきた著者が、W・エグルストン、N・ゴールディン、ホンマタカ…(続く)
「真実」を「写しとる」と書いて「写真」。しかし、テクノロジーの進化により精巧なAI画像が氾濫し、これまでの「写真」の位置づけが流動化している。もはや既存の知識では、「現代写真」をとらえられない。写真にしかできないことを理解しない限り、コンテンポラリーアートとしての写真の魅力を語ることはできないだろう。だが、それはいったい何なのか―。90年代以降、国内外で写真展をプロデュースしてきた著者が、W・エグルストン、N・ゴールディン、ホンマタカシ、杉本博司、W・ティルマンスなど現代写真の疾走者へのインタビューを交えながら、最先端の写真表現を読み解く待望の新・写真論。
もくじ情報:これは「写真」なの?;進化するパイオニアたち―ウィリアム・エグルストン;「現代写真の起源の証人」―スティーブン・ショア;写真のジレンマ―世界的に再評価がすすむ『provoke』;アフター『決闘写真論』―中平卓馬と篠山紀信;「TOKYO LOVE」1994→2024―荒木経惟とナン・ゴールディンの変成;ホンマタカシとの対話;喜びの写真へ―上田義彦とロバート・メイプルソープ;新世界で写真を撮るということ―ヴォルフガング・ティルマンス;杉本博司「写真の世紀末」から、江之浦測候所へ;志賀理江子の写真が、問い続けること;WOMAN and PHOTOGRAPHY;写真のブラックネス―ザネレ・ムホリ;ニューネイチャー・フォトグラフィ;抽象と物質―横田大輔と5人の写真家;来るべき写真をめぐって―ヴィヴィアン・サッセン;VRやAIの登場に対して現代写真はどこに向かっているのか?