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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
五木 寛之(イツキ ヒロユキ)
1932年、福岡県生まれ。作家。朝鮮半島で幼少期を送り、引き揚げ後、52年に上京して早稲田大学文学部露文科に入学。57年に中退後、編集者、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞など受賞多数。日本芸術院会員 五木 寛之(イツキ ヒロユキ)
1932年、福岡県生まれ。作家。朝鮮半島で幼少期を送り、引き揚げ後、52年に上京して早稲田大学文学部露文科に入学。57年に中退後、編集者、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞、2010年『親鸞』で毎日出版文化賞特別賞など受賞多数。日本芸術院会員 |
「92歳のレジェンド作家」と「球界随一の読書家」による夢の対談!
もくじ情報:第1部 「自分自身を発見する」―それが対談の面白さです。(今日は、先生にいろいろなことをお聞きしたいと思ってやってきました。―栗山;栗山さんは、現代の偉大な対話者だなと思って、うらやましいなと感じていました。―五木;野球の世界に、活字に関心があって本を読む人が多いことに気がついてちょっと驚きました。―五木;僕はデータというのを歴史だと思っています。自分が迷ったとき、データを見ながら探している感じです。―栗山;野球の監督をやっていると、いつも、上から指示を出されているような気がするのです。―栗山 ほか);第2部 対話とは「人を読むこと」―と私は思っています。(いい選手ほど、観客のエネルギーを生かせるというのでしょうか、集中して力が発揮できていると思います。―栗山;選手の相談に乗れるのは、栗山さんご自身が、病気などの問題と戦って、そこを乗り越えてきたからですね。―五木;野球は、個人戦と団体戦の両方の要素を持っているんです。それが日本人に合っていたのかなと思っています。―栗山;野球というのは、自利利他がうまく融和している、そういうゲームだから。―五木;千年の謎というか、人間というのはなかなかね、簡単にはわからないんですよ。―五木 ほか)