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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
眉村 卓(マユムラ タク)
1934年大阪府生まれ。会社勤務のかたわらSF同人誌「宇宙塵」に参加。’61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストで「下級アイデアマン」が佳作入選しデビュー。’63年に処女長編『燃える傾斜』を刊行し、コピーライターを経て’65年より専業作家に。’71年から書いていた司政官シリーズの長編第一作『消滅の光輪』で’79年に第7回泉鏡花文学賞と第10回星雲賞、’96年に『引き潮のとき』で第27回星雲賞を再び受賞。日本SF作家第一世代の一人として長く活躍したほか、ジュブナイル小説やショートショートなどでも健筆をふるった。2019年11月3日逝去。’20年に第40回日本SF大…() 眉村 卓(マユムラ タク)
1934年大阪府生まれ。会社勤務のかたわらSF同人誌「宇宙塵」に参加。’61年、「SFマガジン」第1回SFコンテストで「下級アイデアマン」が佳作入選しデビュー。’63年に処女長編『燃える傾斜』を刊行し、コピーライターを経て’65年より専業作家に。’71年から書いていた司政官シリーズの長編第一作『消滅の光輪』で’79年に第7回泉鏡花文学賞と第10回星雲賞、’96年に『引き潮のとき』で第27回星雲賞を再び受賞。日本SF作家第一世代の一人として長く活躍したほか、ジュブナイル小説やショートショートなどでも健筆をふるった。2019年11月3日逝去。’20年に第40回日本SF大賞功績賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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一九六〇年代初頭、若き会社員の浦上映生は、創刊されたばかりのSF雑誌や同人…(続く)
一九六〇年代初頭、若き会社員の浦上映生は、創刊されたばかりのSF雑誌や同人誌に作品を書き、“フジギ系物語”作家となる―。日本SF第一世代の眉村卓が、あのころから晩年の闘病生活までを綴った自伝的遺作。病床で見る幻想や作中作を縦横無尽に交えながら、彼が最期に至った「この世界の真実」とは。