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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
井手口 彰典(イデグチ アキノリ)
立教大学社会学部教授。1978年、広島県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、専門は音楽社会学。単著に『ネットワーク・ミュージッキング:「参照の時代」の音楽文化』(勁草書房、2009年、第25回テレコム社会科学賞奨励賞)、『童謡の百年:なぜ「心のふるさと」になったのか』(筑摩書房、2018年、第49回日本童謡賞特別賞) 井手口 彰典(イデグチ アキノリ)
立教大学社会学部教授。1978年、広島県生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了、専門は音楽社会学。単著に『ネットワーク・ミュージッキング:「参照の時代」の音楽文化』(勁草書房、2009年、第25回テレコム社会科学賞奨励賞)、『童謡の百年:なぜ「心のふるさと」になったのか』(筑摩書房、2018年、第49回日本童謡賞特別賞) |
西洋の模倣を脱しつつあった時代、ひとびとは音楽とどう向き合ってきたのか。創造性あふれる多様なせめぎ合いの過程を描く!受容から創出へ、混淆する文化のダイナミズム。大正後期から昭和初期、一九二〇~三〇年代の音楽実践を種々の事例から検証。
もくじ情報:第1章 音楽教師としてのラスカの歩み―ウラジオストク~宝塚音楽歌劇学校~神戸女学院(根岸一美);第2章 大澤壽人の外なる西洋 内なる日本(生島美紀子);第3章 新しい歌の生まれる時―由木康と津川主一による子供のための賛…(続く)
西洋の模倣を脱しつつあった時代、ひとびとは音楽とどう向き合ってきたのか。創造性あふれる多様なせめぎ合いの過程を描く!受容から創出へ、混淆する文化のダイナミズム。大正後期から昭和初期、一九二〇~三〇年代の音楽実践を種々の事例から検証。
もくじ情報:第1章 音楽教師としてのラスカの歩み―ウラジオストク~宝塚音楽歌劇学校~神戸女学院(根岸一美);第2章 大澤壽人の外なる西洋 内なる日本(生島美紀子);第3章 新しい歌の生まれる時―由木康と津川主一による子供のための賛美歌創作(山本美紀);第4章 近代化する仏教教団と宗歌(山口篤子);第5章 “城ヶ島の雨”の普及プロセスとその社会的イメージ(井手口彰典);第6章 “感動”の言語化への道のり―西洋楽語の翻訳と、出発点となった出島でのオペラ上演(一八二〇)(山田高誌)