|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
遠藤 遼(エンドウ リョウ)
東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。2017年、『週末陰陽師―とある保険営業のお祓い日報』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 遠藤 遼(エンドウ リョウ)
東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。2017年、『週末陰陽師―とある保険営業のお祓い日報』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
吹けば飛びそうなほど小藩である波前藩の御料理番・荒木弥之助は、巧みな包丁さばきと繊細な舌を持ち内外に有名な包丁人であった。しかし、ある日、何者かに襲われ味が分からなくなってしまった。思い悩み切腹しようと決意したとき、女中のお佐江が稀有な味覚を持っていることに気づく―。夫婦となった二人は、大藩・加賀藩との料理勝負や下町の深川めし屋の店番、老中の娘の相談ごとなど…力を合わせて難題に挑んでいくことに。心のこもった美味しい料理が沁みわたる、人情時代小説。