|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
道草 家守(ミチクサ ヤモリ)
2013年からWEBで小説投稿を開始し、2015年に作家デビュー。以来、繊細な描写で人気を博す、実力派作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 道草 家守(ミチクサ ヤモリ)
2013年からWEBで小説投稿を開始し、2015年に作家デビュー。以来、繊細な描写で人気を博す、実力派作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
掛け軸の中に自らを封じた銀市を連れ戻し、銀古もやっと日常を取り戻した頃。珠は銀市から「故郷を探し、父に会おうと思う」と打ち明けられる。自らの過去と向き合おうとする銀市の覚悟を受け止めた珠は、ともに彼の故郷を探すため、雪深い信州へ向かう。初めての蒸気機関車、初めての旅館。慣れないもてなしに戸惑いながらも、銀市との遠出に心躍らせる珠。そんな中、一連の騒動の原因であるアダムが二人の前に姿を現す。掛け軸の中でアダムの真意を知った珠は、二人の誤解を解くためにあること提案して―?