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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
保阪 正康(ホサカ マサヤス)
1939年北海道生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。ノンフィクション作家、評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。独力で「昭和史講座」の刊行を続け、2004年、第52回菊池寛賞を受賞。2018年『ナショナリズムの昭和』で第30回和辻哲郎文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 保阪 正康(ホサカ マサヤス)
1939年北海道生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。ノンフィクション作家、評論家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。独力で「昭和史講座」の刊行を続け、2004年、第52回菊池寛賞を受賞。2018年『ナショナリズムの昭和』で第30回和辻哲郎文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
カネで人を動かし、物量至上の社会体制を作った叩き上げの首相は、一方ではアメリカを相手に自主外交を貫いた戦後唯一の首相でもあった。田中角栄とはいったい何者だったのか?昭和史研究の第一人者が異能の宰相の功罪を検証し、歴史の中に位置づける。
もくじ情報:序章 記憶のなかの指導者;第一章 戦わざる兵士の原風景;第二章 新世代の登場と挫折;第三章 権謀術数の渦中で;第四章 庶民宰相への道;第五章 田中内閣の歴史的功罪;第六章 落城、そして院政の日々へ;終章 田中政治の終焉とその残像