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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
川田 稔(カワダ ミノル)
1947年高知県生まれ。1978年、名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。法学博士。専門は政治外交史、政治思想史。名古屋大学大学院教授などを経て、名古屋大学名誉教授、日本福祉大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 川田 稔(カワダ ミノル)
1947年高知県生まれ。1978年、名古屋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。法学博士。専門は政治外交史、政治思想史。名古屋大学大学院教授などを経て、名古屋大学名誉教授、日本福祉大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
陸軍中枢で、最も強硬に対米開戦を唱えた田中新一。しかも田中は同時に対ソ戦を構想、関特演を実施した。その「戦略」は今日の眼からは無謀なものに映る。だが田中の残したメモからは、彼が鋭い情勢分析を行っていたこともうかがえる。日米開戦最強硬派の論理と行動を明かす。
もくじ情報:第一章 日中戦争拡大派として;第二章 第二次世界大戦の開始と日米諒解案;第三章 ついに独ソ戦始まる;第四章 関特演と石油全面禁輸;第五章 東条内閣と国策再検討;第六章 日米開戦後の戦略と作戦部長更迭