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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
和田 はつ子(ワダ ハツコ)
東京都生まれ。出版社勤務の後、作家デビュー。ミステリー、ホラーの作品を中心に執筆後、現在は時代小説を精力的に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 和田 はつ子(ワダ ハツコ)
東京都生まれ。出版社勤務の後、作家デビュー。ミステリー、ホラーの作品を中心に執筆後、現在は時代小説を精力的に発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
文部省医務局長の長与専斎の説得により、医術開業試験の試験官を引き受けることになった桂助のもとに、新たな虫歯削り機が届いた。鋼次とともに機械を使って治療できる人材…(続く)
文部省医務局長の長与専斎の説得により、医術開業試験の試験官を引き受けることになった桂助のもとに、新たな虫歯削り機が届いた。鋼次とともに機械を使って治療できる人材を求めていたある日、医術開業試験の受験を希望する小幡英之助という若者が訪ねてきた。この頃、うさぎの飼育が大ブームとなり、人気のうさぎは高額な値段で取引された。その過熱ぶりに、東京や大阪ではうさぎに税金を課すという事態にもなっていた。大警視の川路利良により骸検視顧問に任じられた桂助は、ある名家で起こったうさぎ泥棒の調査に、金五とともに乗り出すことになったが…。