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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
柿沼 陽平(カキヌマ ヨウヘイ)
1980年生まれ。現在、早稲田大学文学学術院教授、長江流域文化研究所所長。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 柿沼 陽平(カキヌマ ヨウヘイ)
1980年生まれ。現在、早稲田大学文学学術院教授、長江流域文化研究所所長。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
約束事を重んじ、身命を賭して他人の窮状を救う一方で、殺人やニ…(続く)
約束事を重んじ、身命を賭して他人の窮状を救う一方で、殺人やニセガネ作りなどの犯罪行為にも手を染める任〓。『史記』游〓列伝で数多くの人物が取り上げられるなか、その筆頭に挙げられ、司馬遷の評価が最も高い郭解に焦点を当てて、古代中国社会の裏側を切り開く―。古代中国の日常の風景を描き出した著者が明らかにする、国家の法秩序が及ばない「裏」の世界とは。
もくじ情報:プロローグ―古代中国の裏社会へ;第一章 暗殺の〓末;第二章 郭解の家柄;第三章 血塗られた経歴―「少年」から大任〓へ;第四章 ニセガネと組織犯罪;第五章 呉楚七国の乱と任〓;第六章 轟く〓名、武帝に届く;第七章 勅命との対峙;第八章 郭解の最期―そして伝説へ;エピローグ