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出版社名:知泉書館
出版年月:2025年3月
ISBN:978-4-86285-429-2
616P 19cm
ライプニッツの最善世界説/知泉学術叢書 36
ポール・ラトー/著 酒井潔/監訳 長綱啓典/監訳 上野里華/〔ほか〕訳
組合員価格 税込 5,346
(通常価格 税込 5,940円)
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内容紹介・もくじなど
ライプニッツの『弁神論』(1710年)は、ヴォルテールやカントによって誤解され、哲学史の中で長らく正当に評価されてこなかった。しかし本書では、『弁神論』が形而上学・認識論・倫理学・神学を統合した体系的な哲学書であり、近代哲学において決定的な役割を果たしたことを明らかにする。また本書は『弁神論』におけるライプニッツの議論を、その同時代の批判や受容史とともに分析する。さらに18世紀フランスにおける「オプティミスム論争」やカント、ヘーゲルからの批判・評価などを取り上げ、ライプニッツ思想の歴史的意義を検証する。本書は、『弁神論』の理論的意義とその影響を読み解き、ライプニッツ研究のみならず、近代思想の展…(続く
ライプニッツの『弁神論』(1710年)は、ヴォルテールやカントによって誤解され、哲学史の中で長らく正当に評価されてこなかった。しかし本書では、『弁神論』が形而上学・認識論・倫理学・神学を統合した体系的な哲学書であり、近代哲学において決定的な役割を果たしたことを明らかにする。また本書は『弁神論』におけるライプニッツの議論を、その同時代の批判や受容史とともに分析する。さらに18世紀フランスにおける「オプティミスム論争」やカント、ヘーゲルからの批判・評価などを取り上げ、ライプニッツ思想の歴史的意義を検証する。本書は、『弁神論』の理論的意義とその影響を読み解き、ライプニッツ研究のみならず、近代思想の展開を理解するための必読の書である。
もくじ情報:序章 弁神論―論証しない学知?;第1部 諸可能世界の最善とは何か?(世界をつくるもの―共可能性、完全性、調和;ライプニッツにおける完全性、調和、そして神による選択―いかなる意味で世界は最善なのか?);第2部 最善なるものは進歩を排除するか?(永劫回帰に反して―1694‐1696年以前における世界の進歩と精神の至福;世界は進歩するのか?―ライプニッツにおける世界の進展モデル);第3部 諸精神の王国(精神の本性と特殊性;愛―同一性と表出);第4部 可能な最善の世界での行為(ライプニッツにおける道徳の地位とその諸原理の起源;無神論者は有徳でありうるか?);終章 フランスにおけるオプティミスムの運命(1710‐1765年)―あるいは「問題」としての弁神論