様々な角度から「死と再生」に光を当て、それぞれの現場での生きた臨床心理学を伝える実践的教科書。人は死を体験し、その体験の中から再生し、成長していく―
もくじ情報：第１章　生と死をめぐる諸理論（長堀加奈子）；第２章　思春期・青年期の「死と再生」―原因不明の自殺に関する一つの考察―（山下竜一）；第３章　老年期と生と死、そして再生（磯野沙月）；第４章　小児医療における生と死、そして再生（横山恭子）；第５章　がん医療における死と生（増田紗弓）；第６章　グリーフケアにおける死と再生（田佳潤）；第７章　生殖医療の死と再生（立川幸菜）；第８章　依存症における死と再生（前田遙）；第９章　心理療法の中の生と死（長堀加奈子）

横山　恭子(ヨコヤマ　キョウコ)
上智大学総合人間科学部心理学科教授。上智大学大学院文学研究科教育学専攻博士後期課程満期退学。文学修士。臨床心理士、公認心理師。主な研究領域は、臨床心理学、小児医療心理学、分析心理学