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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
秋口 ぎぐる(アキグチ ギグル)
第10回富士見ファンタジア長編小説大賞・審査員特別賞を受賞後、審査員だった安田均氏に誘われ創作集団グループSNEに参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 秋口 ぎぐる(アキグチ ギグル)
第10回富士見ファンタジア長編小説大賞・審査員特別賞を受賞後、審査員だった安田均氏に誘われ創作集団グループSNEに参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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『ご町内のみなさま、おはようございます。本日は夏祭りの開催日です――』町内放送が響く中、高校3年生の柏木蒼は幼なじみの琉青、一茶、茜、桃花、みどりの5人と10年ぶりに顔を合わせていた。皆を集めた琉青が言う。「今夜、直墨が殺される」琉青は同じく幼なじみである直墨の死を目の当たりにし、彼の屋敷の地下にあるタイムマシンを起動し、12時間前である「今」へ戻ってきたという。それを聞いた蒼は「茜にフラれた事実をなかったことにできる!」と期待するが…。驚いたことに、蒼を含む6人全員が「記憶だけを平行世界へ転移する」タイムリープを経験していることが判明する。蒼は複雑な想いを抱えながらも、「これから起きる幼なじみの死」を防ぐため、仲間たちと共にタイムリープを繰りかえし、事件の真相へと迫っていく。