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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
宇佐美 まこと(ウサミ マコト)
1957年、愛媛県生まれ。2006年「るんびにの子供」で第1回『幽』怪談文学賞〈短編部門〉大賞を受賞。07年、受賞作を表題作とした短編集でデビュー。17年『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞〈長編及び連作短編部門〉を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 宇佐美 まこと(ウサミ マコト)
1957年、愛媛県生まれ。2006年「るんびにの子供」で第1回『幽』怪談文学賞〈短編部門〉大賞を受賞。07年、受賞作を表題作とした短編集でデビュー。17年『愚者の毒』で第70回日本推理作家協会賞〈長編及び連作短編部門〉を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
孤独を愛する人気作家が突然の断筆宣言。担当編集者は彼の住む地方へ向かった。作家は、友人を殺めてしまったと言うのだが、話の内容も辻褄が合わず不可解な点が多い。眠れない様子の彼は「夢は危険だ。夢を伝って何かがやって来るから」と喪心していたが…(表題作)。昭和の懐かしい空気から未知のウイルスが蔓延する現在まで、人間の心理や日常に潜む怪異を描いた全11話の背筋凍る短編集。