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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
野坂 昭如(ノサカ アキユキ)
1930年(昭和5)神奈川県生まれ。親戚の養子となり神戸に育つ。45年の空襲で養父を失い、のち、実家に引き取られる。旧制新潟高校から早稲田大学第一文学部仏文科に進むが、57年中退。CMソング作詞家、放送作家などさまざまな職を経て、63年「エロ事師たち」で作家デビュー。68年「アメリカひじき」「火垂るの墓」で直木賞、97年『同心円』で吉川英治文学賞、2002年『文壇』およびそれに至る文業で泉鏡花文学賞を受賞。2015年(平成27)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 野坂 昭如(ノサカ アキユキ)
1930年(昭和5)神奈川県生まれ。親戚の養子となり神戸に育つ。45年の空襲で養父を失い、のち、実家に引き取られる。旧制新潟高校から早稲田大学第一文学部仏文科に進むが、57年中退。CMソング作詞家、放送作家などさまざまな職を経て、63年「エロ事師たち」で作家デビュー。68年「アメリカひじき」「火垂るの墓」で直木賞、97年『同心円』で吉川英治文学賞、2002年『文壇』およびそれに至る文業で泉鏡花文学賞を受賞。2015年(平成27)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
昭和二十年、八月十五日―すべて同じ書き出しで始まるのは、忘れてはならない物語。空襲下の母子を描く「凧になったお母さん」をはじめ、鎮魂の祈りをこめて綴られた十二篇に、沖縄戦の悲劇を伝える「ウミガメと少年」「石のラジオ」を増補した完全版。
昭和二十年、八月十五日―すべて同じ書き出しで始まるのは、忘れてはならない物語。空襲下の母子を描く「凧になったお母さん」をはじめ、鎮魂の祈りをこめて綴られた十二篇に、沖縄戦の悲劇を伝える「ウミガメと少年」「石のラジオ」を増補した完全版。