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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
藤白 圭(フジシロ ケイ)
愛知県出身。物心つく前から母親より、怪談を読み聞かせられる。その甲斐あってか、自他ともに認めるホラー・オカルト大好き人間。常日頃から、世の中の不思議と恐怖に向か合っている。小説投稿サイト〈エブリスタ〉で人気を博し、『意味が分かると怖い話』(2018年)でデビュー。本作「腐りゆく君と遺された私」は、幽霊が登場するものの珍しくホラーではない青春純愛小説で、エブリスタ小説大賞2023「竹書房×エイベックス・ピクチャーズコラボコンテスト」オールジャンル部門・竹書房賞を受賞、新境地を拓いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 藤白 圭(フジシロ ケイ)
愛知県出身。物心つく前から母親より、怪談を読み聞かせられる。その甲斐あってか、自他ともに認めるホラー・オカルト大好き人間。常日頃から、世の中の不思議と恐怖に向か合っている。小説投稿サイト〈エブリスタ〉で人気を博し、『意味が分かると怖い話』(2018年)でデビュー。本作「腐りゆく君と遺された私」は、幽霊が登場するものの珍しくホラーではない青春純愛小説で、エブリスタ小説大賞2023「竹書房×エイベックス・ピクチャーズコラボコンテスト」オールジャンル部門・竹書房賞を受賞、新境地を拓いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ふらりと撮影旅行に出た幼馴染で写真家の恋人・央理が、幽霊になって蛍夏のもとに帰ってきた。山奥で廃墟を撮影中に足を滑らせ、うっかり死んでしまったのだと言う。最初は気を失って幽体離脱でもしているのだろうと思っていた蛍夏だが、央理の姿は徐々に死斑が浮き、形を崩していく。大好きな恋人は、本当に死んでしまったのだ―。愕然とする蛍夏に、央理は完全に消えてしまうまでの7日間、一緒に旅をしようと提案する。蛍夏はカメラを手に、央理の撮影旅行の軌跡をなぞるように遺体のある場所まで…(続く)
ふらりと撮影旅行に出た幼馴染で写真家の恋人・央理が、幽霊になって蛍夏のもとに帰ってきた。山奥で廃墟を撮影中に足を滑らせ、うっかり死んでしまったのだと言う。最初は気を失って幽体離脱でもしているのだろうと思っていた蛍夏だが、央理の姿は徐々に死斑が浮き、形を崩していく。大好きな恋人は、本当に死んでしまったのだ―。愕然とする蛍夏に、央理は完全に消えてしまうまでの7日間、一緒に旅をしようと提案する。蛍夏はカメラを手に、央理の撮影旅行の軌跡をなぞるように遺体のある場所まで旅をする。穏やかで切ない奇跡のような夏、蛍夏は幼い頃の夢と大事な約束を思い出す…エブリスタ小説大賞「竹書房×エイベックス・ピクチャーズコラボコンテスト」受賞の「大人だから泣ける」青春純愛小説!