|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
森原 すみれ(モリハラ スミレ)
作家。2020年『あやかし薬膳カフェ「おおかみ」』でアルファポリス「第3回キャラ文芸大賞」特別賞を受賞。2021年、同作にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 森原 すみれ(モリハラ スミレ)
作家。2020年『あやかし薬膳カフェ「おおかみ」』でアルファポリス「第3回キャラ文芸大賞」特別賞を受賞。2021年、同作にて出版デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
生まれつき人や物から伝わる感覚を過敏に受け取ってしまう、感受性の高さに生きづらさを覚えてきた遙は、ある夜、ウエディングドレスを抱えた男・雅と出逢う。彼に突如懇願されたのは、亡き者の心残りだった時間・場所・場面を演出し、再現して空に送りだす、『劇団拝ミ座』の活動協力だった。劇団の長にして霊視と憑依の術を用いる、雅。劇団の一員で衣装・メイク全般を担う、和泉。霊を自分に憑依させ、誰よりも近くから想いに寄り添う、遙。亡き者の「未練のひと時」と向き合うことで、生きる者もまた、自…(続く)
生まれつき人や物から伝わる感覚を過敏に受け取ってしまう、感受性の高さに生きづらさを覚えてきた遙は、ある夜、ウエディングドレスを抱えた男・雅と出逢う。彼に突如懇願されたのは、亡き者の心残りだった時間・場所・場面を演出し、再現して空に送りだす、『劇団拝ミ座』の活動協力だった。劇団の長にして霊視と憑依の術を用いる、雅。劇団の一員で衣装・メイク全般を担う、和泉。霊を自分に憑依させ、誰よりも近くから想いに寄り添う、遙。亡き者の「未練のひと時」と向き合うことで、生きる者もまた、自分の心と居場所を取り戻していく。徐々に劇団三人の繋がりも強まる中、遙はやがて雅の大きな秘密に触れることとなる…。