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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
今村 翔吾(イマムラ ショウゴ)
1984年京都府生まれ。「狐の城」で第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞を受賞。デビュー作『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で第7回歴史時代作家クラブ・文庫書き下ろし新人賞を受賞。「羽州ぼろ鳶組」は続々重版中の大人気シリーズで漫画化・アニメ化も決まった。「童神」で第10回角川春樹小説賞を選考委員(北方謙三、今野敏、角川春樹)満場一致の大絶賛で受賞。「童神」は『童の神』と改題し、第160回直木三十五賞候補にもなった。『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞、及び第8回野村胡堂文学賞を受賞。「週刊朝日」歴史・時代小説ベスト10第一位に選ばれ、『じんかん』が第163回…( ) 今村 翔吾(イマムラ ショウゴ)
1984年京都府生まれ。「狐の城」で第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞を受賞。デビュー作『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で第7回歴史時代作家クラブ・文庫書き下ろし新人賞を受賞。「羽州ぼろ鳶組」は続々重版中の大人気シリーズで漫画化・アニメ化も決まった。「童神」で第10回角川春樹小説賞を選考委員(北方謙三、今野敏、角川春樹)満場一致の大絶賛で受賞。「童神」は『童の神』と改題し、第160回直木三十五賞候補にもなった。『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞、及び第8回野村胡堂文学賞を受賞。「週刊朝日」歴史・時代小説ベスト10第一位に選ばれ、『じんかん』が第163回直木賞候補及び第11回山田風太郎賞受賞、「週刊朝日」歴史・時代小説ベスト3第一位に選ばれた。『塞王の楯」で第166回直木賞を受賞。「くらまし屋稼業」シリーズもまたたく間に人気シリーズとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。朗々とした唄、琵琶の音が闇夜に響く。何者かが男に伝える、二十余年の歳月を要して編み上げた物…(続く)
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり。朗々とした唄、琵琶の音が闇夜に響く。何者かが男に伝える、二十余年の歳月を要して編み上げた物語。その名は―。平氏棟梁・平清盛が四男・知盛。清盛最愛の息子とまで呼ばれた彼だが、幼い頃から病弱で出世は遅かった。だがそんな彼にも源氏という時代の荒波は容赦なく襲い掛かる。弟分で「王城一の強弓精兵」と呼ばれた教経と共に否応なく前線に立つ知盛。没落に向かう平氏を盛り返すことはできるのか。直木賞作家による、熱き血潮が巡る「真」平家物語!