内容紹介：「コンプライアンス」という言葉が一般的になり、企業において「危機管理」対応は重要なテーマとなっています。予防と事後対応についての意識と各種不祥事についての理解が必要です。本書は、その両者についての実務上のノウハウとポイントをコンパクトに解説。
有斐閣から「法律実務」のための新シリーズ創刊。実務にも“教科書”を。実務の基本と対応のポイントをコンパクトに解説。実務で必要な基礎知識を、ここで押さえよう。
もくじ情報：第１部　総論（企業不祥事を防ぐためのコンプライアンスの要点；企業不祥事があった場合の危機管理上の要点）；第２部　各論（金融商品取引法違反；独占禁止法・競争法；汚職；サイバー・セキュリティ；品質不正；消費者保護；役職員の金銭的不正；個人情報保護；営業秘密保護；ハラスメント対応；ビジネスと人権；反社会的勢力；特殊業過・管理監督過失）

木目田　裕(キメダ　ヒロシ)
１９９１年東京大学法学部卒業。１９９３年検事任官。東京地方検察庁特別捜査部、ノートルダム大学ロースクール客員研究員、法務省刑事局付、金融庁総務企画局企画課課長補佐等を経て、２００２年に検事退官、弁護士登録。危機管理対応やコンプライアンスに詳しい（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）