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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
黒沢 文貴(クロサワ フミタカ)
1953年東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。宮内庁書陵部編修課主任研究官を経て、東京女子大学現代教養学部教授。現在は東京女子大学名誉教授。日本近代史。著書『大戦間期の日本陸軍』(みすず書房、2000年。第30回吉田茂賞を受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 黒沢 文貴(クロサワ フミタカ)
1953年東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(法学)。宮内庁書陵部編修課主任研究官を経て、東京女子大学現代教養学部教授。現在は東京女子大学名誉教授。日本近代史。著書『大戦間期の日本陸軍』(みすず書房、2000年。第30回吉田茂賞を受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
第一次世界大戦が史上初の「総力戦」として戦われたことは、日本陸軍に大きな衝撃を与えた。一方「大正デモクラシー」という思潮が国民のなかで高まりをみせるなか、陸軍はどのような対応をせまられたのか。多くの史料を精査・分析して浮かび上がった日本陸軍の近代化構想の変遷。定評ある研究書の待望の文庫化。…(続く)
第一次世界大戦が史上初の「総力戦」として戦われたことは、日本陸軍に大きな衝撃を与えた。一方「大正デモクラシー」という思潮が国民のなかで高まりをみせるなか、陸軍はどのような対応をせまられたのか。多くの史料を精査・分析して浮かび上がった日本陸軍の近代化構想の変遷。定評ある研究書の待望の文庫化。
もくじ情報:第1部 第一次世界大戦の衝撃と日本陸軍(日本陸軍の第一次大戦研究;日本陸軍の総力戦構想;日本陸軍の「大正デモクラシー」認識;日本陸軍の教育制度改革;日本陸軍のアメリカ認識;日本陸軍の軍近代化論);第2部 「満州事変への道」と日本陸軍(田中外交と日本陸軍;満蒙侵略と国家改造);第3部 「太平洋戦争への道」と日本陸軍(両大戦間期の体制変動と日本陸軍;「一九四〇年体制」と総力戦研究所)