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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
岩井 志麻子(イワイ シマコ)
1964年、岡山県生まれ。99年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作に書き下ろし3編を加えた同題の短編集が、ジャンルを超えた質の高い作品性を支持され、第13回山本周五郎賞を受賞する。2001年、『岡山女』は第124回直木賞候補作となった。恋愛小説『チャイ・コイ』で第2回婦人公論文芸賞、『自由戀愛』で第9回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 岩井 志麻子(イワイ シマコ)
1964年、岡山県生まれ。99年、短編「ぼっけえ、きょうてえ」で第6回日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作に書き下ろし3編を加えた同題の短編集が、ジャンルを超えた質の高い作品性を支持され、第13回山本周五郎賞を受賞する。2001年、『岡山女』は第124回直木賞候補作となった。恋愛小説『チャイ・コイ』で第2回婦人公論文芸賞、『自由戀愛』で第9回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
時は明治、岡山…(続く)
時は明治、岡山の北の果て。飢えと寒さの許に生き育った少女シヲは村一番の分限者である竹井家に流れ着く。養女となり過去を捨て絶世の美女に育ったシヲは、自らの子孫の凄絶な人生を見守り続けることになるが…。美女と醜女が交互に生まれる、呪われた家系の七代の女たち。途絶えぬ因果は、竹井家の女を地獄の運命へと絡めとっていく。彼女たちの目に映し出される、怨念と惨劇の数々とは。「第十三章 シヲ百三十六歳」限定収録。